烏城ブレイキン2vs2バトル レポート

一般社団法人岡山県ブレイキンカルチャー協会は、石山公園にて７月３１日、協会初となるブレイキンのイベント「烏城ブレイキン２vs２バトル」を開催しました。大会には岡山、香川、広島、神奈川、大阪の５府県から１３チーム２６人が出場。ピックアップ方式の予選を勝ち上がった８チームで決勝トーナメントを行いました。

決勝には、全日本選手権の本大会出場経験もあるLANDALL（岡山）とKAZU（岡山）の「Not stain」、ブレンド（大阪）とHOPE（香川）が組んだ「La-plus crew」が勝ち進みました。１人２ムーブの決勝戦はジャッジの判定が１―１と分かれ、延長戦に。１人１ムーブの延長戦も、キレのあるフットワークや豪快なパワームーブの応酬となる白熱の戦いとなりましたが、HOPEが両手のひらを地面について回転する「2000」を即興の音に合わせて会場を沸かせるなどした「La-plus crew」が最終的に栄冠を手にしました。

大会を公共の場で開催したことで、競技関係者だけでなく、通行人や近隣の別イベントの参加者ら多くの方に観覧して頂きました。また大会の様子はRSK山陽放送、OHK岡山放送、KSB瀬戸内海放送の各局に取材頂き、当日や翌日のニュースで放送されました。

大型テントの設置や冷たい飲料の準備といった炎天下対策を整えた結果、真夏の屋外ではありましたが、熱中症者を出すことなく無事に大会を終えることができました。また、新型コロナウイルス対策としてエントリー時の検温を行ったほか、スポーツ保険の加入で有事に備えました。

大会参加者の皆様、スポンサーの東和ハイシステム様、また調整いただいた岡山市様にはこの場を借りて改めて感謝申し上げます。

当協会では今後も、ブレイキンのイベントを街中の開かれた場で定期的に開催することで、競技の盛り上がりを地域活性化やスポンサー企業、自治体の情報発信、競技人口の拡大等につなげて参ります。